皆さん今晩は。
本日は開店するなり来店された初見の方から、アキュフェーズのアンプと高級イヤホンの比較と言う、もうこれは昔日の『猪木vsアリ』の戦い以上に論評の難しい双方の良し悪し的比較の持論を展開されて初っ端からテンポを崩しがちの店主です。元NHKにして都知事選に挑戦して風呂場の写真で総スカン喰らって見事に敗退した磯村氏ならば『茶番』と切り捨てられましょうが、商売柄そこまで初対面のお客様相手に本音で話せないのが残念ですね。
話変わりますが島国の僕らにはなかなかピンと来ないのですが、ロシアは海を挟んだ日本の隣の国でもあり、また現在喧しいウクライナもロシアの隣国な訳で、今回の様な出来事もモスクワから見て西に進むか東に進むか程度の差しかない話だと思うと、東欧の遠い地域での出来事って感覚から多少は現実感が湧くかもしれませんね。この辺の危機感は、明治政府の方が、現代の国民の税金喰らって国会でスマホ弄ったり居眠りしてる程度の議員並べてる為政者連中よりは遥かに深刻に受け止めていたのかも知れません。
お前に国際情勢語る資格なぞあるのかねと言われそうですが、思うにオーディオ屋とは言え『アキュフェーズのアンプ対高級イヤホン』みたいな無意味な異種格闘技の話の相手させられるよかは、まだこっちの方の話が余程マシな気もしますがまぁいいや(笑)

さて閑話休題、お仕事です。
5年近く前にでんき堂オリジナルとして発表した比較的安価なアース線『BLUE GROUND WIRE』はお陰様で安定して注文を頂戴しています。その後に設置状況に応じたRCA等の各種仕様も追加したり、編組ケーブルで作成した高性能仕様も人気です。
今回はその基本となる最安価のアース線をベースに、ここ最近の当店とお客様方との実験や試聴を繰り返してのやり取りで、安定した性能向上を確認出来た処理を全て奢った仕様を発表する事に致しました。

 

 

今迄の『BLUE GROUND WIRE』は極めてシンプルに撚線(写真下青い線材)に端子を一般的な圧着を施し、更に圧着の隙間を完全に埋める目的での半田を流した仕様でした。今回は使用線は同じ一般的なものを用い、ここ数年でんき堂では標準となった英国QED社のAIRLOC応用の角圧着を、Y型端子ごと360度全周囲から超強力に施す事に成功し、無半田接続で今まで以上の強力な端末装着、圧着部を断面で見たとすると事実上の合金状態と致しました(上記写真下側参照)。その上でここ最近始めるなり一気に人気の出た線材へのコットンシース掛けも施しました。ラインケーブル、スピーカーケーブル、電源ケーブル、デジタルケーブル、それにアース線とここ二か月間に亘って被せられる限りの線材に綿紐、即ちコットンシースを被せて来ましたが、その再生音に対しての奥行方向と厚み、余裕をもたらす効果は顕著で、コットンシース掛けの有無の差異は実際に体感された数多くのお得意様方が口を揃えて『一聴してわかるレベル』と評価を頂けついでに注文も山盛り頂けてととても好評です。

 

 

今回は価格を抑えて多くの方にQED AIRLOC応用の角圧着及びコットンシース掛けの効果威力を体感頂きたく、用いた線材や端末自体は高価なオーディオ専用品を名乗る様な部材ではなく、ごく普通に一般流通している部材で組んでの仕上げです。それでも一般的なオーディオグレードを称する製品に対して端末の処理に関してだけは圧倒的な優位性を確保出来ています。
尚、私自身の基本的姿勢は、メーカー製品に対してよくありがちなショップオリジナル品で挑戦する様な考えではなく、店頭での普段の活動から得られた情報や結果を元に、皆様に紹介しても問題なさそうな、メーカー品では探しにくい或いは得にくい製品やサービスを紹介する為のオリジナル品との認識です。故に今回のアース線は基本仕様は角圧着処理コットンシース掛け長さ1.25mY型両端税込みで3,300円とし、アース線探しの際に適当な製品に巡り会えなかった際の一本と認識して頂ければ十分ですと書き添えさせて頂きます。その上で実際に手にされて、それがもし思った以上に良いもので有って褒めて頂ければ素直に嬉しいですし、残念な結果だったとしてもそれもまた事実と受け止めますので如何様に晒して頂いても一向に構いません。できればその際には是非、どの線と比してどうだったかの報告も結果の良し悪しに関わらずに指摘頂ければ尚幸いですね。どの道今回紹介のこのアース線より安い物は当店ぐらいしかなさそうですし、これより高いメーカー品と比べて残念な報告だったとしても価格的には免じて貰えそうですしね、ずるいかな?

 

でんき堂オリジナル、角圧着コットンシース掛けアース線

『Mint Ground Wire 』DDE-MGW/SqC 長さ1.25mまで3,300円税込み

以降25cm増す毎に+150円で作成可能、例えば2.0mなら3,750円と言う事になりますね、3mでも5mでも喜んで対応致します!

Y型端子は内径幅3.5㎜及び4.0㎜を各一コ仕様、現時点では圧着応用の兼ね合いで当面この端子径のみの対応となりますが、両端とも同じサイズなどの指定は価格を変えずに対応出来ます。また、片側RCA仕様(勿論コールド側に角圧着仕様で半田併用でアプローチ!)は500円追加で作成可能です

 

PS:イタチの最後っ屁程度に。でもその言葉の意味が分からない方は読まない事をお勧め致します、だって臭いんですよ、イタチの最後っ屁って…

『アキュフェーズVSイヤホン』の世紀の対決話をしたい方は、日本全国に散らばる数多の選ばれた超優秀なアキュフェーズ取扱店ででもどうぞ、何故なら実は当店はアキュフェーズの事は私個人は30年に及ぶオーディオ販売側の業界側の人間しても趣味側の人間としても、かつての自分自身があげてきた実績も含めてとても詳しい積りなんだけど、今現在の立場としてはそれを商売に絡めて語る意味ではよくはわからないんですよ、いいとか悪いとかイヤホンより幸せになれるとかも含めて総合的に(笑)
当店店主はどちらかと言うとそんな話よりはウクライナの方が気になってます、今の所。
尚、当店のある藤沢市界隈なら、東海道本線沿いにある日本電池の撤退した跡地に出来た大きなショッピングモールの中にある、社員をとても大切に取り扱う、社長が部下にお茶とかぶっかけたりは絶対しない事で有名な家電量販店でアキュフェーズを取り扱ってるのを見た事あるんで、よかったらその辺りでどうですかね?
でもあれかな、案外『猪木VSアリ』よかは面白かったりして、そっちの方が(笑)

猪木ファン、アリファン、全ての関係者の皆さんごめんなさい、全ては物の例えです。
併せて、とある家電量販社長の言動、特に『部下にお茶をぶっかけたりは絶対にしない』の部分に関して、全くの事実と異なる事を書いた事も、実際の現場に居合わせた人間の立場として深くお詫びいたします。

 

『アキュフェーズ対イヤホン』以外の話なら→0466-20-5223