皆さん今晩は

どっかの国家元首の不毛な会見に辟易してTVのスイッチを捻ったら、今度はしょうもない芸人の不倫御謝罪ネタとか、もうこれは良識ある皆さん方はお好きな盤を手にオーディオ聴いとれってことですよ、ハイ。怒ったり呆れたりしてる時間さえ勿体ない、限られた人生の残された時間はくだらないものにやつさずに好きな音楽を聴いて過ごしましょうよ…

さて、本日もそんな皆さんのお時間をお手伝いする作業です。

 

 

こちらは人気のortofonのMMカートリッジ、2MBlueに色味を合わせた青い色のシェルを装着し、テクニクスゲージでもって針先位置をシェル接続基部から52㎜ポイントに調整している姿です。
当店ではアナログカートリッジの調整依頼を受けた際には、お客様の使用機材をお伺いしてこの様に可能な限り使用環境に適した状態で商品を納められるよう努めて御座います。例えばDENONのDP-500だったら54㎜に、といった具合ですね。
ところでテクニクスブランドを有す偉大な家電メーカーとは、当店に対しては丸で眼中にない様なので、今までまともにビジネスの話さえさせていただいておりませんが、それは彼らが誇る優秀なプレーヤーを優先的に扱う取引家電量販店舗には勿論超優秀な店員が溢れていて、そんなの当然の常識レベルで何の苦労もなくお客様方にどんどん調整してくださっているから我々のようなアナログーオーディオの調整の重要さを知っている店舗には用は無いと言う事なのでしょうが、不思議なことに今年に限っても一番多かった針先調整位置出し依頼はテクニクス用が圧倒的でしたね。
まぁ遠回りの嫌味書いても仕方がないのでハッキリ書きますが、歴史的に勝ち馬にしか乗らない彼らが、規模の小さなオーディオ専門店と取引なんかしたがらないのは事実ですから仕方ないとして、SL1200系列はとても奥が深く優秀なプレーヤーであって、調整如何でいかようにも得られる性能は変わってしまうし、本来それを伝えられる店舗が扱うべきレベルの製品だと私自身は感じています。

当店がそれに相応しい技量を有しているかどうかは私自身には分かりませんが、ただ一つ言えるのは、SL1200系列を使用していて当店に相談に来られた方が、以前より音が悪くなって帰った話はまだ聴きません。調整の面白さに目覚められたのか、以降加速度的にアナログの深みに分け入って行く方を数多く見るばかりではありますが。

でんき堂はテクニクスSL-1200系列の販売は中古以外できておりませんが、その性能は非常に良く理解している積りです。どこで購入されたものであっても構いません、エキスパートが店頭にひしめく超大型家電カメラ量販のオーディオコーナーからの購入品であろうとオークション入手品でも一向に構いません。一言SL1200系統を使っているとおっしゃって頂ければそれに相応しい調整を施してカートリッジを販売も調整もその他アクセサリーも提案いたします。
それでもそんなでんき堂が信用できない際には、勿論テクニクスのお客様相談センターに会話を録音しているとかの脅し文句の自動応答を聞かされつつ何度もプッシュボタン操作を繰り返すなり、山ほどそれを販売している超大型家電カメラ量販店店頭のオーディオコーナーの超詳しいい店員さんに、その彼が他社メーカー派遣ヘルパーではない事を見極めてから真摯に相談くださいな。件の国家元首の会見程度には有益な情報が得られること請け合いますよ、多分ですが。

 

優秀な組織と人材を有す彼らに限ってそんな事はあり得ないと信じていますが、万が一『駄目だこりゃ』ってなったら当店までお電話くださいな、結果的にでんき堂のお客様になっていただける方全てのSL1200系列所有ユーザーをお助けしたい気持ちでお待ちしています→0466-20-5223