最近当店オリジナルケーブルばかり推していますが、お客様の好みのケーブルとプラグを組み合わせてオーダーケーブル作成や、お客様自身の作成モノやメーカー品の手直しもかなりの数をお受けしていますよ、以下はその参考までにここ最近のお仕事の紹介です。

 

 

まずコチラ、手元のケーブルをQED AIRLOC応用の角圧着処理して欲しいとの事で、お客様よりオヤイデの高級ケーブルが届きました。

 

 

早速端は切り落として剥いて端末処理です。因みにAIRLOC処理はともあれ、当店としては最早左側の撚り線状態にプラグ装着は、性能的にも安全面的にも、あまりお勧めしたくないですね・・・

 

 

AIRLOC断面が見えますか?複数の撚り線が強力な加圧によって金属の角柱化した姿です、如何にも通電よさそうじゃないですか。

 

 

アコースティックリバイブのカーボンシース、CSF-10を被せて今回のこの案件の私の仕事はお終いです。プラグはお客様自身で装着するとの事です、どんなプラグが付いてどんな音がするのか楽しみですね。

 

 

こちらもお客様よりお預かりで、ラダー型ケーブルだそうです、中古で入手されたそうですが、なんとも高価そうな感じですよね・・・

 

 

 

ジョデリカのプラグでした、角圧着処理した先端をずすいっと押し込んで終まい!中での接続具合の確実さが丸で処理前とは違うのですよ。

 

 

こちらも余所様のケーブルで、お客様お持ち込みに対して、インレット側交換と両端子内部角圧着接続処理、中村製作所のアモルメットコアの外通しで内径10φのNS-221及びNST-241の二重通しです。単体で使えるNSタイプに対して、NSTはそれに追加して使うと効果が増すと説明が中村製作所よりされていますね。

 

 

こちらは中身を忘れましたが、お客様お持ち込みのケーブルに対して内部に角圧着接続処理を施し、好みに応じて緑色のシースを被せました。

 

 

こちらはかなり高価な線材と高価なプラグで組まれた自作モノです。以前紹介したのと同じように、かなり危険な作りでしたので安全優先で直した上に角圧着内部接続処理と、アコースティックリバイブのカーボンシース掛け、アモルメットコアのNS-295内径16φを通しました。因みに一本は預かった当初は内部で一切の螺子留めが行われておらずに、プラグを引いたら簡単に抜けました、あぶね~

お陰さまでここ最近毎日何かしらケーブルを作ったり直したりしています。勿論当店はオーディオ販売店なので、普通に機材の相談も販売も致しますが、こういった足元の確実さを提供するのもオーディオを愉しんで頂くに当たっての大切な作業と心得て臨んでおります。皆様もなかなか馴染のお店等で頼めない作業が当店にございましたら、一度相談なさってみて下さいね。御依頼頂くケーブルの出自は問いません、他店購入、自作系、中古品、オークション入手何でも。但し、あまりに程度が悪く、手直しするにも安全性が確保出来ないと判断した場合には、残念ながらお断りさせて頂く場合も御座います、悪しからず・・・

 

秋の夜長には綺麗な内部処理の電源ケーブルで良い音をお楽しみください→0466-20-5223