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ソウルノート製品は00年代中期に登場したまだ新しいブランドですが、その設計者が送り出す虚飾と無駄を排した機器に潜む、核心を突いたミュージシャン基準での尖鋭さに、既存のオーディオにある種の眠さを感じていた方々は拍手喝采したわけです。

同社のポリシーは演奏者に聴こえている音の実現であり、その実現に必要なもの造りが価格を決めて来ます。よって投入する価格帯を予め設定してそこに見合った豪華さを求める作り方はしないので、横から眺めている部外者の私などはつい「鈴木さん、もっと儲けなよ」等とそのあまりに価格を無視した性能の高さについ余計な心配をしてしまうのですが、今回紹介するパワーアンプも全くその範に沿った物で、既出のSa3.0のパワーアンプ版が例によっての「この性能をこの価格で出して大丈夫ですかぁ?」価格で出てきました。

恐らく沢山売れても同社にとっては儲かりそうに無い充実の内容と価格なのですが、購入された側には間違いなく演奏者と一体になれる興奮と満足感が得られる製品である事は間違いないでしょうね・・・

http://www.a-sq.net/item/8345.html(販売はこちら)