皆様こんばんは

神奈川県だけなのかも知れませんが、TVKと言う地方局がありまして、深夜に何となくこのチャンネル眺めていたらおぉ、『西遊記』(日本テレビ系列、1978~79)をやっとるがな。
有名な、ゴダイゴの印象的なイントロとキャッチーなリズムの曲、モンキー・マジックに始まりガンダーラで終わる、このチープでキッチュでかつお金の掛かったドラマを眺めていて思うのは、当時の民放はまだ面白かったんだねって事ですね。松田優作の『探偵物語』も1979年か、ショーグンのオープニング曲がカッコよかったですねぇ。
面白かったのは民放だけじゃないですね、1979年近辺はドラマが当たり年だったのかな、NHKでやってた向田邦子原作の『阿修羅のごとく』とかね。ドラマ内で印象的に使われたトルコ軍歌(メフテル)のジェッディン・デデンの旋律は未だに忘れられません。
総じて言えるのは、もう40年以上も経ってドラマの内容なんか殆ど忘れかけてるのに、ゴダイゴを始めとした当時の優れたドラマに使われた秀逸な楽曲を耳にするや否や、鮮やかにそれらのシーンが明瞭に脳裏に蘇る事です。
世代や趣味によって皆様がたにもそれぞれ色んな時期時代の思い出のドラマやオープニング/エンディング曲がある事でしょう。版権や放映の関係等で、みたいドラマがいつでも好きに見られる訳ではないのですが、そこで用いられた楽曲は大概が自由に入手出来当時のテレビ放映時とは比べ物にならないクオリティで皆様のオーディオ装置で再生できる時代です。
ここ最近は暫くは、あまり外出に相応しくない雰囲気の続く毎日な様相ですので、こんな時にこそ是非皆様も、当時に思いを馳せながらオーディオ通して思い出のドラマのBGMでも聴いて過ごして下さいな。

 

 

さてコチラ、孫悟空の如意棒ではありませんが、当店のプリアンプの背面空き端子に挿された状態の、CHORD/GroundARAYです。税別88,000円と決して気軽に購える価格帯のアクセサリーでは無いのかもしれませんが、これが今、都内の有名オーディオ専門店でもえらい人気と耳にすれば、どうしたって私も気になります。
丁度お客様からの指名もあった事もあり、店頭で私も体感させて頂きました。詳細はメーカーページ https://www.andante-largo.com/audiocable/groundaray/  や、PHILWEB https://www.phileweb.com/review/article/201911/21/3663.html に譲りますが、普段このブログを書いてる際には、当店のPCの位置関係上、オーディオシステムを後ろ向きに聴く形になっているのですが、このグランドアレイを機材に挿しこんで、さて音聴きながら作業しようかとキーボードに手を置いた瞬間に背中越しに流れ出した音の、それを使っていない普段とは丸で違う音に驚いて手を留めて振り向いてしまいました。

システムが組み上がり一通りセッティングも行えている方にとって、これはかなり重要なアイテムとなるでしょう。全体のバランスを損なわずに、システムの本来持っているポテンシャルを引き出してくれる方向に機能が作用するタイプのアクセサリーです。メーカー貸出の対応も含めて皆様是非ご検討くださいませ、悪くないですね、これは。

 

CHORD COMPANY 製品取り扱いは→0466-20-5223