オーディオを愉しむ皆様、特にビンテージ系を愛される方々にはお馴染の、米国Western Electric通称WEですが、気になって調べたら、同社は今では存在していないと言うか、AT&Tを経て現在では携帯電話でお馴染のノキアが形式的には事業継承と言う形になってるんですってね、知らなかった・・・

さて、アメリカがまだ何となく自由でいい国的な雰囲気を醸してた頃の、製品としてのWEケーブルを持ち込まれた方からの御依頼に於いて、毎度お馴染ですが『でんき堂』お得意のQED AIRLOC及びその応用の角圧着処理です。
アンプやスピーカーのどちらかが、バナナプラグやYラグに対応しない際などには、こうやって両端違いのケーブルをお作り致します。
こうやってWEのケーブルを預かって処理する度に感じるのですが、この決して太くもなく立派な見栄えでも無いケーブルが、何故これほどその音も含めて魅力的に感じられるのでしょうねぇ・・・

 

今回の作業工賃はケーブル持ち込みでAIRLOC ABSバナナ4箇所に角圧着処理4箇所、ケーブル自体の加工は然程難しくないので追加料金なしの合計13,000円税込でした。名品の誉れ高いWEも、剥いたまま捩っただけでは、まだまだその真価は発揮出来ていないかもしれません、皆様も是非、ケーブル端末処理の重要性を体感下さいね→0466-20-5223