季節外れの陽気になったりまたまた寒くなったりの極端な寒暖差に、皆様は体調など崩さずお過ごしでしょうか?
照ろうが降ろうが暑かろうが寒かろうが、極寒のオーディオ業界の中、気持だけでも元気にでんき堂は営業しています。

さて、本日は立て続けに電源ケーブルの依頼が入りまして、一つは既存の完成品のプラグ交換、もう一つは何かお得にいい物造ってくれないかと言うご依頼で、早速作業開始です。
プラグ交換と言うと簡単に聞こえますが、今回依頼頂いたのがAET、ホット、コールドの中の線が二本ずつの贅沢使用故に、ちょっと扱いが大変で、実際に大分時間を使ってしまいましたが、満足いく仕上がりは得られましたので、お納めした先のお客様もきっとお喜び頂けることでしょう。以下その作業を簡単に・・・

 

 

まずコチラ上の写真ですね、当初付いてたプラグを外した状態です。フルテックのFI-28が付いていて、AET製品ですがどうやらそれがデフォルトのようです。私はメーカーがやる事をあまり論評する立場にはいないのですが、電源プラグの接続に関してはやはり安全第一、更に音質の順で拘りたいので、この様な撚り線状態のまま再度新規プラグに組む様な事はあまりしたくないと思う気持ちもご理解ください。お客様とその辺を十分話し合い、新規に用意されたAETのプラグと線径をつぶさに観察して辿りついた結論は、もうこれは角圧着処理しかありませんね、と。フルテックからFP209と言うプラグ内部配線用の圧着端子が出てるのですが、今回のAETの線を咬み込むにはちょっと径が足らず、安全と音質の最良を鑑みての判断です。

 

 

正直いいますと、プラグ内部は端末処理されているだろうとタカを括って作業に掛かったのですが、外してびっくりのアジャパーな状態だったのです。縮れた線材再利用も何なので、プラグ取り替えておしまいって思ってたのが、結局被覆全体を剥き直しての実質造り直し作業になりました。

 

 

さて、各端末をAIRLOC応用の角圧着処理背仕上げた姿です。先に申しあげたようにAETのこの線は二重線なので端末処理工程も倍あります、五本目はアースですね。最初のゲジゲジ状態と見比べてみて、皆さんはどちらを好まれますか?

 

 

プラグを付けて、はい、完成。今回インレット側は手を付けていませんが、試聴する限りは間違いなく端末処理とプラグ変更の体感が出来ました。皆さまも既存のケーブルのプラグ交換や内部端末処理等お気軽にご相談下さいませ。

 

 

こちらは比較的当店では定番の組み合わせの作例です。ナノテックの電源線にフルテックの定番プラグの組み合わせ。内部はエアロック応用角圧着端末処理済みです。全く同じ部材でも、撚り線のまま螺子留めとは結構音質差出ますので、ケーブル作成依頼時には是非内部端末角圧着処理も併せてご用命くださいませ。

 

神○川県地盤の真心接客だ高い専門性だの声高に唄う大型家電量販のオーディオコーナに行ったら、馴染の担当者がオーナー社長の息子の嫌がらせ同然の様な配置換えによって消えていた上に、レコード盤も見たこと無い様な素人が応対に出た→0466-20-5223