10月とは思えない暑い日の藤沢湘南台では、居合わせたお客様方がぶっ飛ぶような音が地下で鳴り響きました。

ガラード401に専門業者によって作られたお金のかかった積層キャビネットの組み合わせです。残念ながら回転に不安定さが残っていたので、今回でんき堂が頼りにするスペシャリストに依頼して修正してもらい、上がりの確認は店舗にて私がアームを据えて音出しです。
据えてと言っても今回お客様の持ち込まれたアームは、他のどれとも一線を画すViVLabのRigid Floatアームで、適正位置に据え置くだけです。但しその調整方法はかなり個性的で、既存のアームのセッティング技量だけでは応じきれない独特な物です。

各所要点の調整を済ませて、これもお客様お持ち込みのZYXの針を通して展開されたその音は…
来店中の他のお客様も一緒になってやんやの大騒ぎでオーナーさんには申し訳なかったですが、次々とディスクを差し替えてはとあっという間の数時間が過ぎてしまいました。いやぁ、凄い。

ガラードの401は私も扱ったり所有したり経験がありますし、ViVLabのアームZYXの針も勿論でんき堂スクェアで扱っておりますが、この組み合わせが紡ぎ出す天井を感じさせないスケール感と押し出しと分解力と展開力は、301や401に代表されるビンテージなイメージのアナログ再生に新たな地平を見出した印象を覚えました。私自身④キャビネットにアームを何本も据えてアナログを愉しむ口ですが、4本目に一ヶ所まだスペースがあいてるので、このアームを組みたい衝動に駆られているところです。皆さまもガラードの調整やViVLabの導入の際にはでんき堂に一声下さいな、これはいいものですね、確かに。

 

ガラードの調整、ViVLab、ZYXのご購入、アナログ全般ご相談の際は→0466-20-5223