上記写真は独ブランドの、モニターPCケーブルを持ち込まれたお客様のケーブルを今日もAIRLOCです、綺麗な仕上がりですね。
ところでこの名前、製品概要確認しようとパソコンで検索しようにも、「MONITER PC」でも「モニターPC」でも、PC関連の製品や記事の方が当然多いから、目指す内容にはなかなか行き当たらないで難渋致しました。これからの時代は、製品名も出来るだけ検索上位に掛かり易い物を心掛けるべきなんでしょうね。

そんな感じで私が毎度苦労するのが、奇才、エド・ボールが主催する『THE TIMES』というバンド。
インターネットの「イ」の字も無かった時代の80年代初頭のパンク~ニューウェーブ系全盛期のロンドンで活躍したと言うには余りにニッチな変態POP系のバンドですが、当時としては如何にもスカした命名で当人達も良い気分だったんでしょうが、このネット時代になると彼らのアルバム探すのがその名前故に難しいの何の。
あまりに大きな存在を喰っちまった命名なもんだから、画像が欲しかったりLP探したりしても、彼らの存在自体が元々マイナーのせいもあるけど、全然情報拾えないの、あぁ面倒くさ。
で、なんでそんな思いをしているかと言うと、とにかくこの人達のLPが欲しいの、LPが。それで探しまくってるけど、本当に全然ないの、再発も全く無し。俺にこの変態馬鹿POPのLPに是非針下ろさせてくれよ、オイ!と。
それで機会ある毎に探しては居ますが、国内には全然ないですね、本当に。
この秀逸なアートワークは絶対LPで所有するべきでしょ?それにCDは持ってるけど文字通りPOP、正にゴミカスレベルの音の悪さ。誰だ、ロックPOPなんか音悪くていいとかいってる奴は!あっち行け(笑)

 

1983発表 THE TIMES /THIS IS LONDON 

 

テクノ、パンクニューウェーブの態を纏った実はPOPな職人エド・ボールの怪作、THIS IS LONDON、どなたか再販しませんか?ただし、聴けば分かりますが、どうきいてもヘタウマでさえない適当さを分かるかどうかがこのアルバムを愉しめるポイントにはなるでしょうね・・・

さて、検索が大変の話の続きですが、何言ってんだかピンとこない人はネット検索に「イルカ」と入れて検索して下さい、ヒレ生えた海洋生物ばっかり出て来て、オーバーオール履いたぽっちゃりした歌手には全然行き当たらないのと同じです。
因みに私は彼女のシュリークス解散後の最初のソロアルバム「イルカの世界」が大好きです。しかしこのタイトル、察しの良い方はもう分かるでしょうが、イルカ検索でイルカ見つけるよりもっと大変ですよ、水棲哺乳類の生態みたいな写真とかクリ○チャンラッセンのみたいなインチキ臭い絵ばっか出て来て(笑)

 

1975発表、1Stアルバム、イルカ/イルカの世界

 

ジャケ内に写る当時24歳だった彼女のなんと初々しいことか(笑)でも初めて聞いた時の印象は驚きと共に、

「これ、マッカートー二ーやんけ?」

というものでした。つまり、彼女に対して、なんだかオーバーオール履いて薄暗いフォークみたいなの歌ってる人、みたいな偏見と勉強不足だった僕が、10年ほど前にふとした事で針下ろしたら、イントロからして構成も音作りも、BEATLES解散後すぐにPaul McCartneyが発表した、当時のファンにはぼろ糞で今ではすっかり名作の「McCartney」に余りに雰囲気が似てるもんだからビックらこいて好きになって今ではすっかり愛聴盤ですが、このLPが比較的稀少だから、普段聞き用にと先日復刻CD買ってみたら、やっぱりLPですね、聴くべきは。多くは述べませんが・・・

パンク、ニューウェーブ系の玄人POPとフォークのイルカを同列で語ってるオーディオ屋なんて自分くらいしかいないかもねと自嘲しつつ今日はお終い。

 

イルカとTIMES(除く、水棲生物と新聞)とオーディオの話は→0466-20-5223