たまにはPCオーディオの話でも。

特に今回は情報の少ないMac関連です。

Macユーザーのほとんどの方はiTunesで音楽をリッピングして、そのまま再生されているかと思います。

PCオーディオ関連の本見たりネットで調べるとWindowsであればすぐにフリーソフトで「Foober2000」とか出てくると思いますが、Macは中々出てこない。あっても有料だったり、そもそもMacユーザー自体が少ないから「あのソフトどうなの?」なんて実際使っている人からの情報も得難いのが現状かと。

さて、実は僕もMacユーザーで初めはソフトも無いから我慢していたのですが、メーカーさんや海外サイトなどで調べたり失敗しても仕方無いとか思いながら有料ソフト試してみたりしました。

いま現在なんだかんだ遠回りしつつ辿り着き、個人的に使っている

これに落ち着きました的なソフトをご紹介します。

まずはリッピングソフト「XLD」こちらはフリーソフトです。非常に滑らかで細かな情報もしっかりとキープした状態でリッピングしてくれます。iTunesでリッピングしたものは比べるとカサカサした乾いたような音になります。アルバムアートを自動取得する場合はamazonアカウントを使用する形になります。そんなに難しくないので試しにやってみると意外と簡単です。正し、ダウンロードもamazonアカウント登録も含めですがあくまでも自己責任にてお願い致します。

家ではFLACのデータ形式でリッピングしています。iPhoneユーザーは「Flac Player」というアプリがあります。その名の通りFlacデータを再生出来るアプリで、このアプリ自体iPhone純性のプレイヤーよりも音が良いのでお薦めです。こちらは有料ですが、とにかくメチャクチャ音が良いです。

さて、いよいよ再生ソフト「Decibel デシベル」

こちらは有料でapp storeで2900円でダウンロードできます。

非常に静かで滑らか、空間表現も優秀。

音の立ち上がりスピード感、アタックなど全体的に高レベルで再現されます。

キリッとシャープな鳴り方します。

敢えて言うと「値段が高い!」んです。価格が高いしユーザーが少ないからいきなりお金払って買うのも怖いし…ってところですね。

ただ、一度これ使って再生した音聴いてしまうともう他のソフト…

少なくともiTunesでの再生には戻れないかな…と。

ただ、iTunesはあれもフリーソフトな訳ですが、とてつもなく操作性というか、使い方が分かり易いんですよね。その点、フリーでも有料でも多勢を相手にノウハウを積んできたわけではない音質優先ソフトは使い勝手だけはどうしてもiTunesには敵わない。

特に最近はAir Play対応機種も増えてきているから非常に便利で楽チンなんですよ。

だから、悩ましいところです。音質優先で言えば上でご紹介したソフトですが、使い勝手で言えばiTunesに軍配が上がります。この辺考えてお試し下さい。

とりあえず「XLD」は無料ソフトですからこれでリッピングし直してみて下さい。これだけでも随分グレードアップしますよ。

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