d05u

 

LUXMAN D-05u

でんき堂スクェアでは只今ラックスマンキャンペーン絶賛開催中です。
その間は普段以上にラックスマンの魅力を発信して行きますので、皆様是非お付き合いくださいませ。

今日はSACD/CDプレーヤー兼高性能DACの役割も持ったラックスマン最新鋭のデジタルメディアプレーヤー、D-05u
前作からの違いは型番への“ u ”の付記。
ラックスの一連のプレーヤーの場合、uの字の付記はDSDも含めたDAコンバーター搭載を表しているようです。
SACDのソフト自体が音楽再生の主流となるだけのタイトルを充実が今後望めない事が確定している今、デジタルプレーヤーに求められる能力は、既存のCDに加えて、PC/ネット環境下でのハイレゾに代表されるCD以上の音質を誇る音源へのスムーズな対応です。
既にネットワークプレーヤーやPCを音楽の再生の中心に据えられている方々も昨今は随分増えてきましたが、ここで問題になるのは、私自身も含めた、今までのCDにも大きな愛着を感じながら僅かな数ながらでも聴きたいSACDを数枚所有している層です。
PC環境の動作原理や理屈に抵抗を感じていない方々からすれば、今手持ちのCD音源をどんどんHDDやNASと言った記録媒体に移行させつつ、新たな欲しいタイトルは配信で購入していくことぐらい造作も躊躇も無く訳なく行える事でしょう。
しかしですね、イマイチそこの辺が掴み切れない側からすると、ストレスを感じないという一点で、一目で内容確認出来るCDジャケット手にしてトレー開けてディスク置いて再生ボタン押せば知っている音とが出てくるという仕組みに、何よりの安心感と信頼を置いてる訳なのですね。
PCからNASに取り込んだ音源をUSBでDACに回して再生した時の音質には、もう回転系の光ディスクでは太刀打ちできない事は体感的に理解しています。
もう今更CDプレーヤーに大枚はたいてる場合じゃないよなと、販売側の立場の耳でも購入者側の立場の耳でも、それを聴く度に正直感じています。
そもそも私の様なミッション後輪駆動縦置きエンジンのキャブ車に乗って、フィルムカメラで写真撮って普段はアナログで音楽聴いてるなんて人間は、パソコン自体が良く分かりません。
空にバンクがあってそこから音楽取り出すとか丁寧に説明されても、正直絵空事です。
おまえはこれどう書いてんだと思われるでしょうが、メールの画面に文章だけ入力して後はスタッフに任せています。
これは決して新しい技術や性能を否定しているのでは無くて、要するに慣れの問題で、人間慣れた物が一番安心できるのです。
簡単に言ってしまえば美味しいで話題のざわついた有名店より、通いなれた近所の食べ慣れた定食屋程度の問題です。
しかしそんな私でもCDは所有していますし、その数もある程度は揃っているとなれば、いつかは機材の入れ替えを考えなければならない時期が必ず来ます。
何故ならどんなに気に入って使っているCDプレーヤーであっても、機械である以上はいつか壊れる訳で、壊れれば直せばいいのでしょうが、CDプレーヤーとは元来大企業の成し得た技術を元に造られたものであり、それらの企業には自社製品を末長くサポートする意志や義務(一般論7年、7年ですよ、たったの。2000年代初頭に50万100万円した超巨大国内家電メーカーのオーディオブランドを戴いたアンプやCDプレーヤーが、それを理由にゴミになるんですよ。)が全く無い以上、小さなブランドが作ったCDプレーヤーで有っても心臓部は大企業謹製である以上は、ハッキリ言って十年以上動けばラッキーなだけです。
私自身はこの30年間で十数台のCDプレーヤーを使ってきましたが、その間アナログプレーヤーやアンプは何度も直して使い続けておりますが、CDプレーヤーに関してはそれらに比べれば結構な短期間での買い替えを強いられてきました。勿論積極的な能力向上を狙っての購入もありましたが、大抵は壊れて終了のパターンです。
そんな時代錯誤気味の私でも、そろそろPC音源やネット環境下の音源を意識せざるを得ない状況に時代は変わってきました。
対応力がある方々は今度CDプレーヤーが壊れれば一気に新しい方式に乗り換えるのも良いと思います。
ただ、まだもう少し何とか手元のディスクをプレーヤーで普通に聴きたいなと思っている人間にとっては、今度の買い替えが恐らく単体のCDプレーヤー購入としては最後の機会になると思うのです。
何故なら10年前に色んな面で、例えば当時と今のスマホの出現やネット環境の充実や自動車の変わり様、デジカメの普及と性能の進歩等、今と比べればすぐお気づきになると思いますが、今現在の状況を予測等出来ていなかったように、10年後にCDプレーヤーと言うジャンルが存在しているとは想像しにくく約束も出来ません。既にその為のドライブメカが枯渇して来ています。
だから今度CDプレーヤーを買い替える時には、このラックスのD-05uの様な、現時点でのプレーヤーとしての回転系の能力としては価格一杯の最大限の能力を保証しつつ、新しいメディアにも対応しPCやネット環境での音楽再生への移行がイマイチな我々を、ソフトに最新技術に移行する手助けをしてくれるメーカーの製品はとてもありがたいのです。
それにラックスマンは自社製品への面倒見の良さは、家電メーカーの造るオーディオ製品への彼らの示す愛着とはまるで比較にならないレベルです。
価格と性能だけで見れば、現時点同クラスの比較で各社性能面的には僅少と言っても差支えは無いでしょう、違うのは見栄えと音の好みです。
しかし7~10年自分のシステムの中心的存在として相棒として大枚はたいて導入出来る一台として見た場合は、私は胸を張ってラックスマンに代表される様なオーディオ専業メーカーの物をお薦め致します。
繰り返しますが、企業の大きさはことオーディオに限っては、サポート体制の充実とはなんら関わりが無いと声を大にさせて頂きます。
確かに消えてしまったオーディオメーカーは沢山存在致します。
しかし何十年前の輸入ブランドや消えてしまった有名アンプメーカーの製品でさえ、何度も専門業者の手で修理して未だに大事に使われている物は幾らでもありますが、存続企業の家電ブランドのオーディオで彼らが直してくれる物は同時期の物では皆無です、同時期どころか10年たてば大概受け付けません。
町工場程度のオーディオメーカーが一生懸命に何十年たった自社製品を直してくれるのに、何千倍の資本量を誇る大企業が自社製品7~10年でメンテナンスを放棄します。
勿論ラックスマンは町工場よりは大きいかもしれませんが、彼らの製品を購入して家電メーカーのオーディオ製品の様な悲惨な末路をたどらない事だけはお約束いたします。

私自身はフィリップスのメカを積んだ英国産のCDプレーヤーが大好きで、随分無理して15年ほど使い続けましたが、流石に修理不能になって数年前にあきらめました。
今はSONYのメカを積んだプレーヤーで、製品自体はSONYでは無いのですが、補修パーツの供給はSONYは他社にはとっくに行わなくなっているので、今の私の機材は前回より短命なのは確定です。
いよいよ私もラックスのCDプレーヤーと向き合う時期が来た様な気が致します。

http://www.a-sq.net/item/d05u.html (販売はこちら)

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