皆さん今晩は、写真は嘘偽りのない空飛ぶ円盤です。
ターンテーブルがモーター回転軸にもベルトにも触れず磁力で浮遊し回転している姿です。ラリった幻影でもデジタル画像加工でもありません。
この磁力で浮かせて回してしまおうと言う素敵なアイデア、レコードプレーヤーの回転に纏わる機構的ロスを真面目に考えだすと、誰しも一度は考えるけどその実現には多大な困難が伴いなかなか形にならなかったこのスタイルに、果敢に挑戦し漸く形にしたこの製品とブランドの事は次回詳しく紹介させて下さいね。
今日はこの浮遊し回転する円盤の非現実的な姿を眺めながら感じた事を二つほど。

私も以前関わっていた会社がニュースで大分世間を騒がしている様子ですね、社長がパワハラみたいな。
ノジマさん相変わらずやってるねぇって、それこそ毎日のように社員を怒鳴るは手を挙げるは殴るはお茶は掛けるわって、そこにいた僕らには毎度お馴染のレベル以上の、もっと凄い何かをついにやっちまったか!と期待に胸を膨らませてわくわくしながらその記事に目を通すと、それがどって事無い内容なんですよね、って書くと大炎上しそうなので気をつけなければいけないのですが、この記事の内容自体(従業員2000名が閲覧できる状態で責任者を名指しで晒し者状態でぼろ糞に糾弾他)は、世間の常識で言えば勿論とんでもないのですが、このノジマと言うどう控え目に言ってもブラック企業の、野島広司という人間を間近に目にして至近距離で接して来た人間としては

『なんだぁ、この程度かよ』

って感じです。
まぁ親子揃って歩くパワハラみたいな経営者一族の、恐らく今後次から次へと出るわでるわの隠しようもない今までの蛮行や、その取り巻きが容認し作り上げたパワハラそのものの企業体質かつ、実は彼ら自身はちっとも雇用側も従業員側も感覚が麻痺してしまってそれが間違っているのかどうかさえも理解出来ていないでいるおかしな状況が、キチンとしたメディアによって白日のもとに晒されるのも、未だこのブラック企業で消耗品の様な扱いを受けているベテラン勢にも、心を病んで去った数多くの人達にも、働き過ぎで心臓発作で死んだかつての仲間の為にも、店内に張り巡らされた監視カメラの下インカムで指図が飛び右往左往しながら不条理な要求かつ3か月毎の契約更新に怯える大半の契約社員達にも、何も知らずにこれからここに入社する若い子達の為にも良い事だと思いますね。

閑話休題

で、同じ頃の話題で、やはり多少は私もオーディオ側の視点で関係無いとは言い切れない音楽側のニュースですが、電子グルーブ?電気グローブ?まぁいいや、ともかくそのユニットのPL多気だかピエール谷だか良く分かりませんがってわざとらしい間違いやってるとお前こそラリってんだろうが!と怒られそうなのでここいらで止めておきますが、ともかく音楽にTVにラジオにと八面六臂にご活躍のこの方がドラッグ、まぁコカインですね、やっちゃったと。
続報聞く限りでは普通に常習者だよねってレベルだったのですが、話を簡単に整理しますが、ドラッグは勿論駄目ですよ、でもそれとCDや配信を引き上げたり停止するのとなんか意味があるんですかね?
だってそうでしょ

『ピエール瀧がコカインをやった→電気グルーブのCD回収した』

だったら、ストーンズもビートルズもバーズもヘンドリックスもジム・モリソンもビーチボーイズもジャニスもディランもクラプトンも今妙に流行りのクィーンも、その他色々何もかも偉大ななんて形容されるアーティストはほぼ全員ドラッグ経験者かやり過ぎで死亡してんだからさ→そんな彼らのCDリマスター及びリィシュー再発バカ売れ、企業CMでも感じいいイメージ醸し出すのにばんばん使用っておかしいでしょ。
最近ではキンクスとかストーンズの1966~67年辺りのサイケ期のモロ、ドラッグ影響下のサウンドな奴がバンバンCMで掛かっておりますが駄目じゃん(笑)
今回はSONYミュージック?だったらソニーさん、傘下のCDタイトルのアーティストでドラッグ経験者の全部売場から下げてよ、基準が分かりませんね、電気だけ下げられたら。
別に僕は電気グルーブのファンじゃないけど、今回の対応もだけど本当に基準がないのね、要するにここぞとばかりに大騒ぎするネット上の右に倣って右に傾いた物知らない人間達が面倒くさいからでしょ、そういう対応ってさ。
ハッキリしてる事はドッラグは駄目、近寄っても関わっても知らない振りしても。
その上で尚もっと聖人が如く清廉に行こうってなら、やるべき事はレコード会社にCDを売場から下げさす事ではなく、ドラッグやってるアーティストを個人的に一切聴かない事ですね、如何ですか?一番いい時代の洋楽なんて何にも聴く物なくなりそうだけどね。
電気グルーブのピエール瀧なる人物がコカインやってケシカラン、CDを売場から下げろっていう事はそういう事です。
それにしても残念なのはさ、流石に今の時代にクスリきめて音楽じゃないよね。エルトン・ジョンでさえ1980年代後半に薬漬けでヘロヘロの頃にクラプトンみたいなそれこそ1960年代後半から70年代にドラッグ漬けだった古い仲間達から、今時ドラッグで死んでもだせぇよと忠告受けてようやくそういうのやめて、カムバックしてダイアナの歌で大儲けしてって感じだったのよね。
簡単に言っちゃえば、もうドラッグで精神を開放拡張して音楽のまだ見ぬ世界と高みへの到達なんて事は、先達たちがとっくにやり尽くして身を持ってその結末も悲劇も体現してるんだから、今更それ繰り返して何の意味がある、馬鹿だね、全く。つまり今回の事件のその行為自体には私個人としては何の同情の余地はありません、悪しからず。ただレコード会社の対応とそういう社会風潮が不愉快に感じるだけの事です。

 

 

さて、空中浮遊する回転体の夢から覚めて現実世界に戻りました、仕事が待っています。
お客様のご依頼で届けられた4本の電源ケーブルの内部を全て接続部見直しの為に角圧着処理を致します。
仕上がりの外観は全く変わらないのですが、お客様の手元へは全く違った性能を纏って帰って行きます。
新たな性能を得て帰って行ったケーブルがお客様からどういった評価を頂けるのか今から愉しみです。

『凄いよ!ケーブルのシャングリラだぁ~』みたいな←いい加減にしなさい(笑)

 

上記記事の内容へのクレーム以外は→0466-20-5223