先日、平然とスマホいじりながら大型トラック運転している人見かけましたが、帰省シーズンの今、そんな彼らがお盆の渋滞に突っ込んだりしない事を心より願うばかりです。さて、高速の逆走と相変わらずなくならない飲酒運転とスマホいじりのトラックが怖く、追い抜き車線を平然と走り続ける低速車(←走行車線義務違反ですよ、あおり以前の問題です)が嫌いな私はお盆の時期は出来るだけ車等運転せずに、基本的にはお仕事です。ここ数日触ったケーブルの紹介をします。

 

 

こちらは当店では良く見かけるQEDのXTCにAIRLOC処理を施したものですね、メートル当たり1000円のケーブルですが、この仕上げで大抵の方には十分な評価をいただけております。例えば2.5mペアでこの仕上げですと22,200円税込となります、宜しくご検討下さいませ。

 

お次、下の写真は持ち込みのケーブルの再整備ですね、右手は既に処理済みです。一見audio-questのプラグを取りつけただけに見えますが、プラグ内でAIRLOC応用の角圧着処理を施し8芯の銅線を金属の棒状に仕立て直した形でイモ螺子を強固に締め上げてありますので、左の元の状況とは大きく結果は事なると容易に推測されますし結果もその通りでした。元のプラグの名はここでは特に秘しますが、要は毎度のアレです、察して下さい。補足致しますと、これ自体が悪いのではなくて、使う環境、状況、場所の選択ですね。

 

 

先程の左側のプラグ内では外すとこんな感じになっています、新規装着に当たってさっぱり切り落として剥き直しを行います。剥き出すと下の写真の様な姿になります、これなら綺麗で気持ちよくはありませんか?この後各線に対して角圧着処理を済ませて、新規のプラグを装着です。

 

 

↑そして両方仕上げてこの状態へ。外皮根元部には伸縮チューブも被せて見栄えも整えます。今回はAVアンプのセンターチャンネルを更にバイアンプ接続と言う贅沢な仕様ですので、接続時のトラブル防止と利便性を求めて各端末に高域用低域用の区分けシールを貼りました。因みに今回依頼をお受けしたこのケーブルは、ワイヤーワールドの平行8芯ケーブルが4層に重なったちょっと凝った作りのモノで、正直言うと一般の方がカッターナイフ程度で挑むには少々無理がある構造です。仮に平行ワイヤ対応ストリッパーを用意して綺麗に剥きあげても、今度はその8芯を均等に一般的なイモ螺子締めタイプのプラグに均等に締め上げる事はまず叶わないと思いますとだけ付け加えさせて頂きますね。綺麗に接続できれば確かに良いケーブルですよ。

 

 

こちらはゾノトーン/zonotoneの4芯ケーブル、6NSP-Granster 5500αをやはりバイアンプ接続用にお客様お持ち込みプラグの装着で、全16箇所の角圧着処理とプラグ装着です。写真の左から二番目白線の先端が角圧着処理状態の姿で、他はそこに強固にイモ螺子止めを行ったプラグです。でんき堂は現在QEDのAIRLOCプラグをお薦めする機会が多いのですが、この様にお客様お持ち込みや指定のプラグであっても、可能な限りの最良の接続が叶う様に努めます。この接続なら緩みも抜けもまず心配なく、勿論撚り線螺子止めに比べれば間違いなく効果が得られる接続処理方法ですよ。下は完成の姿、なかなか壮観ですね、時間もたっぷり使いましたが…

 

 

まだ剥いたままのケーブルをアンプやスピーカーのターミナルに力任せにいじれた状態でねじ込んでいる方や、ただ高価なプラグを留めただけの方に一度綺麗な接続を体感頂きたくてこれを書いています。興味の湧いた方はぜひ一度でんき堂までお声掛けくださいませ、勿論持ち込み歓迎ですよ。

 

端末処理はでんき堂スクェアまで→0466-20-5223

 

それでは皆さん、お盆の帰省はお気をつけて、でんき堂スクェアは14火曜日のみお盆休みを頂戴し、水曜は定休日、16木曜日は配送で全日お店は不在ですので、3日間の皆さまとのお別れです。また次回まで…