駆け足の九月があっという間に終わろうとしています。本日9/29㈮から三日間、東京ではインターナショナルオーディオフェアが開催されています。私も明日伺う予定ですが、前後して外せない所用が重なり、コチラ湘南台の店舗は土日なのですが真に勝手ながら、9/30,10/1と連休を頂戴致しますので、何卒ご了承くださいませ。

 

 

さて、今日のお仕事は何度か紹介している黄色いケーブル、The Yellow Type-Dですね。主にデジタル接続で使います。50Ω同軸で米軍納入用のMIL線を入手して作って居ます。プラグは他のアナログ線で用いているswitchcraftの3502に姿形は外見上全く同じなのですが、高周波対策品タイプを米国で見つけて仕様書も確認して使っています。そこには3502とは唯一違うRF= radio frequency / 高周波表記が明確になされていて、一部部材の違う事も記されていました。しかしその外見は全く同じ為、不用意に両者を混ぜてしまうと全く判別不能になってしまいます。勿論私は唯一の見極めポイントを漸くの思いで見つけては有りますが、それにしても一度混ぜてしまったそれを判別して再び両者に振り分けるには相当な手間と時間を要す事は間違いありません。多少大袈裟言えば、でんき堂スクェアとして初かも知れない使用部品に関しての企業秘密指定製品です。この線を用いてデジタル線を作り始めた当初は知らなかったのです、この高周波対応プラグの存在を。その存在に気が付いて、でも仕様書や図面眺めてもどうにも差異が認め難く、それでも試しに取り寄せて作った所、確かにCDトランスポートとDACの中継に用いて聴いてみると結果が違うんですよね。私やその際に居合わせた複数の耳には、広域の解放感が違って聴こえました。コスト的には標準の3502に対して倍以上違うのですが、以降はコチラに変更しています。3502でも聴感上の性能は十分確保できていましたので、オーディオの扱うレベルの信号では3502でも問題は無いのかもしれませんが。せっかく見つけたプラグなので、デジタル系には今後とも使っていきますよ。コチラ、一部詳しい人の間ではその存在を以前から噂されていた様子で、一部秋葉原の部品関係のお店で随分と高値段で取引されていたとも耳にした事があります。その存在を知ってアレコレ調べ始めて型番が判明し入手するまでには随分手間暇使ったので、よってこのプラグの型番だけは秘密なのです。見た目は細い線でプラグもどうってことない形のシンプルな仕上がりですが、一度手にされた方々からの評判はお陰様で上々、元々は店頭でのお得意様向けへの作製でしたが、最近ではWEB上での注文も増えて参りました。選べる長さは恐らく業界最多、価格も抑え目の積りです。デジタルケーブル所望しながらもどうも選択肢の決定打に欠けるよなとお感じの方いらっしゃいましたら是非一度お試しあれ。価格表はココをクリックしてみて下さい

 

黄色い線を使ってみたいぞ!と言う方はコチラ→0466-20-5223